#22 【美人服レシピ】ハギレを有効活用!初心者にオススメしたい付け衿の作り方

#22 【美人服レシピ】ハギレを有効活用!初心者にオススメしたい付け衿の作り方

こんにちは、”美人服”洋裁師の山﨑ゆきこです。着る人を美人に見せる”美人服”を作る洋裁師として、型紙ショップ洋裁サロンを運営しています。

こちらのブログでは、「美人服を作るための洋裁レッスン」として、洋裁に役立つ情報や、簡単レシピをご紹介しています。

今回は、とっても着回しの効く美人服、付け衿の作り方をご紹介します。

「小物作りをマスターしたら、洋服作りを始めたい」

「洋服を作りたいけど、教えてくれる先生がいないし」

そんな洋裁ビギナーの方に是非おすすめしたい美人服レシピです。

こんなアイテム見たことない!と思われるかもしれませんが、首元が寒い時や、衿をプラスしてシャキッとさせたい時などにとても便利に使えます。

ブラウスを作ろうと思ったら、材料費も時間もそれなりに掛かかりますが、付け衿ならお気軽!放置したままのハギレも、70cmほどあれば有効に利用できます。端切れが足りない場合は、衿を白にしても素敵です。

ブラウス作りの基本的なテクニックもマスターできるので、初めてブラウスを作る前に、ぜひ付け衿でブラウス作りの練習をしてみてください。

付け衿がオススメな理由

  1. ブラウス作りの基本がマスターできる!
  2. ハギレを消化できる!
  3. 意外に着回しがきいて便利!

それでは、付け衿の作り方をご紹介します。型紙は無料でダウンロードできますので、A4プリンターで出力して、ご利用ください。

 


♦︎作り方のポイント

  • は洋服作りの影の主役。必ず薄手の芯を用意しましょう。
  • 生地選びに迷ったら、無地のブロードを選べば間違いなし。
  • アイロンのりを使ってパリッと仕上げ。

付け衿の作り方と無料型紙

 


♦︎材料

✔️生地

生地の用尺

90cm幅の場合 75cm

 

生地の種類

綿100%のシャツ用素材

  • ブロード
  • シャンブレー
  • カラーシーチング
  • オックス など

付け衿の作り方と無料型紙 付け衿の作り方と無料型紙

 

✔️芯

薄手 70×30cm

 

✔️ボタン

11.5mmのボタン4つ

 


♦︎型紙

型紙はこちらからダウンロードして、A4用紙4枚に出力できます。出力したらトンボを合わせて、ノリで貼り合わせます。
A4用紙4枚に出力できます

5cmスケールが実際に5cmになっていることを必ず確認してください。プリンターによっては、自動的に縮小拡大されている場合があります。

 


♦︎裁断

生地を縦半分に二つ折りにして裁断します。型紙の「わ」のマークを、生地の折り山に合わせましょう。

付け衿の作り方と無料型紙 

 


♦︎作り方手順

下準備

裁断前の準備として、必ず生地に水通しをしておきましょう。
詳しい手順はこちらをご覧ください。どうして生地には水通しが必要?

 

step 1 芯

  • 裁断した衿2枚のうち、1枚だけ芯を貼ります。芯を貼った衿が表衿、もう1枚が地衿になります。
  • 前身頃の前中心に、5cm幅の芯を貼ります。

 

step 2 衿

衿2枚を中表に合わせて、外側だけ縫います。

この時、表衿(芯を貼った方)の縫い代を8mm、地衿(芯を貼ってない方)の縫い代を1cmにして合わせます。
→”きせをかける”と言います。これにより、縫い目が地衿側に隠れて表から目立たなくなり、綺麗に仕上がります。

次に表替えして、アイロンで整えます。

 

step 3 見頃の肩合わせ

表見頃の肩と後身頃の肩を縫い合わせて、身頃4枚が輪になるようにします。

付け衿の作り方と無料型紙

 

step 4 見頃

前中心で、中表になるように二つ折りにします。

 

step 5 衿と見頃

衿を身頃に挟んで、首回りを縫います。

 

step 6 身頃の周囲

身頃の周囲を縫います。後で表替えせるように、5cmほど返し口を開けておきます。

 

step 6 表替えす

表返したら、アイロンで整え、見頃の周囲と、衿の付け根にステッチをかけます。

 

step 7 ボタンホール

左見頃にボタンホールを開けます。ボタンホールの先は、前身頃の端から1cmが目安です。

 

step 8 ボタン付け

ボタン付け糸を使うと丈夫です。ステッチ用糸で代用しても構いません。

 

step 9 仕上げ

アイロンスプレーを使って、パリッとしっかりアイロンをかけましょう。

完成です!

 


洋裁教室ピボットでは、ご紹介した付け衿作りのセミナーを開催しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

付け衿の作り方と無料型紙

洋裁のコツやテクニックなど、細かい情報はブログではなかなかご紹介しきれません。

ぜひ教室で、洋服作りを体験してみてください。

付け衿の作り方と無料型紙

 

体験レッスンに参加された、みえさんとさやかさん

みえさん
「初めは2時間半で絶対完成しないと思っていたのに、本当に出来上がって嬉しい!」

さやかさん
「ミシンを触ったのは数十年ぶり。家庭科の授業が全然面白くなかったので洋裁嫌いになっていたけど、やってみると楽しい!」

 

 


こちらのレシピは、ピボットパターンが著作権を有しています。

こちらのレシピは、個人利用に限りご利用いただけます。また、ハンドメイドマーケットやバザーなど、個人取引で販売される場合にもご利用いただけます。出品する際は、下記の内容をご明記ください。

  1. 「© 2012 pivotpattern  All Rights Reserved」と明記してください。
  2. URL「http://pivotpattern.com/」を明記してください。

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