#19 長方形を直線裁ちして作るペンシルスカート

#19 長方形を直線裁ちして作るペンシルスカート

ペンシルスカートは、鉛筆のようにまっすぐで細長いスカートのこと。少し長めのタイトスカートです。

縦長のラインがほっそり見せてくれるので、体型カバーにも最適。上品な大人の装いを完成させる便利なボトムです。

ですが、タイトスカートは意外と手間のかかるソーイングアイテムです。身体にぴったり添わせるためには、ダーツやファスナーが必要になります。

それならの面倒な工程を思い切って省略してしまいましょう!

長方形を直線裁ちして、ゴムウエストで仕上げる簡単レシピをご紹介します。初心者でも1dayソーイングで完成できます。

ポイントは、ウエストの後ろ側だけゴムを入れていること。前から見ると、普通のタイトスカートと同じですが、後ろがゴムになっています。

(ウエスト68~96cm、ヒップ96cm、丈72cm)

 


♦︎材料

  • 生地(ストレッチ素材) 幅110cm以上 80cm
  • 平ゴム 4cm幅 35cm

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙2022-350-4

(ウエスト68~96cm、ヒップ96cm、丈72cm)

 


♦︎素材

サンプルでは、ストレッチコーデュロイを使用しています。

生地選びのポイント

  • ストレッチ ー ポリウレタンの混紡された伸縮性のあるものを必ず使ってください。
  • 透けない ー 裏地をつけないので、透ける生地は不可です。

 

秋冬用

ストレッチ性のあるコーデュロイ、デニム、ウールなど

*コーデュロイは生地に上下があります。逆毛(滑りが悪い方向)に使用します。

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙

 

春夏用

ストレッチ性のあるギャバジン、ツイル、デニムなど

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙

 

生地を買うなら日暮里繊維街がおすすめです。

日暮里ナビはこちらをチェック【日暮里繊維街の歩き方】

 


♦︎裁断

下準備

家庭で洗濯する素材の場合は、裁断前に水通しをしておきましょう。

詳しい手順はこちら:どうして生地には水通しが必要?

水通しのやり方

 

裁断寸法

*縫い代を含んだ数値です

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙

 


♦︎作り方手順

step 1 かがりミシン

生地の外周にかがりミシンをかけます。

 

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙

step 2 後ろ中心

  1. 後ろ中心をスリット止まり(下から30cm)まで縫います。
    *縫い代はウエスト位置で2cmですが、徐々に1cm内側に移動させます。
  2. アイロンで縫い代を割ります。
  3. スリットは縫い代が3cmになるように、アイロンで成形します。 

 

step 3 裾

アイロンで裾を3cm上げます。

 

step 4 スリット

  1. スリットの重なりを縦に縫います。
  2. 不要な生地をカットします。
  3. 表替えして整えます。

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙

 

step 5 後ろウエストベルト

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙1. アイロンで上部を5cm折り返します。

 

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙2. 後ろ側だけ、4.5cm幅にステッチをかけて、ゴム通しを作ります。

 

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙3. ゴムを通したら、片方の端をミシンで止めます。

 

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙4. 後ろ側が33cmになるようにゴムを調整して、もう一方もミシンで止めます。(不要なゴムはカットします)

*出来上がりのウエストサイズは68cmです。体型に合わせてゴムの長さを調整しましょう。

 

step 6 前ウエストベルト

ウエストの前側は、折り返した部分をまつり縫いで止めます。

 

step 7 裾とスリット

裾とスリットをまつり縫いで止めれば完成です!

直裁ちで作るペンシルスカートの無料型紙

(ウエスト68~96cm、ヒップ96cm、丈72cm)

 


♦︎直線裁ちレシピ

洋裁が難しいと思われる原因のひとつは、パターンの複雑さにあります。曲線的な女性の体を包み込む洋服の構造はとても複雑。一見直線に見えるラインも、実は計算された曲線で構成されているのです。
ピボットパターンでは、洋裁をできるだけカジュアルに楽しんでいただくために、長方形だけでできるレシピを考案しています。型紙要らずで、生地に直に製図して裁断できる、簡単な作り方を順次公開しています。
簡略さを優先しているので、多少矛盾が生じるのは仕方ありませんが、きちんと着られる洋服に仕上がります。ビギナーの方も気軽にトライしてみてください。

<直線裁ちレシピ>

 


こちらのレシピは、ピボットパターンが著作権を有しています。

こちらのレシピは、個人利用に限りご利用いただけます。また、ハンドメイドマーケットやバザーなど、個人取引で販売される場合にもご利用いただけます。出品する際は、下記の内容をご明記ください。

  1. 「© 2012 pivotpattern  All Rights Reserved」と明記してください。
  2. URL「http://pivotpattern.com/」を明記してください。

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2 thoughts on “#19 長方形を直線裁ちして作るペンシルスカート”

  • ペンシルスカート、是非作ってみたいと思いますが、糸は普通地用の60番で良いですか?

    • 立松様

      先日は型紙のご購入ありがとうございました。

      糸についてのご質問ですが、糸の種類は生地の種類によって決まります。
      普通地用の60番の糸は、特別に薄い生地や、キャンパスのように分厚い生地以外、ほとんどの生地で使えます。

      ペンシルスカートは、中肉の素材が向いているので、60番でもいいのですが、ストレッチ用の糸の方がオススメです。
      普通地用の糸は伸縮性がないので、ストレッチ生地を縫うと、着ている間に切れてしまうことがあります。
      ストレッチ生地の場合は、ストレッチ専用の糸、フジックス社のレジロンなどの方が安心して使えます。

      こちらのページにも糸についての説明がありますので、ぜひご参考にしてください。
      http://sewing-press.com/needle

      山崎

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