#5 パパのネクタイを子供の蝶ネクタイにリメイクする方法
こんにちは、”美人服”洋裁師の山﨑ゆきこです。着る人を美人に見せる”美人服”を作る洋裁師として、型紙ショップと洋裁サロンを運営しています。
こちらのブログ「美人服を作るための洋裁レッスン100」では、一級技能士が、洋裁に役立つ情報や簡単レシピをご紹介しています。
今回は、卒園&入学のシーズンに合わせて、「蝶ネクタイ」の作り方をご紹介します。大人用のネクタイから、子ども用の蝶ネクタイをリメイクする方法です。
ネクタイは、流行の移り変わりがあまりないので、なかなか捨てられません。出番のないネクタイが、クローゼットにたくさん眠っていませんか?
使っていないネクタイは、小物やアクセサリーに、リメイクしてみてはいかがでしょうか?ネクタイの多くは、シルク素材で作られていて、色柄がとてもきれいです。少し手を加えれば、素敵な雑貨に生まれ変わりますよ。
子ども用の蝶ネクタイもおすすめです。クリスマスパーティーや入学式など、フォーマルな場にぴったり。既製品の子ども用ネクタイとはひと味違った、本格的な仕上りです。
材料
- ネクタイ
- 蝶ネクタイ用の金具 (手芸店で売っています)
- 平ゴム (0.7~1cm幅 / 長さ3cm / 黒が目立たなくてベストですが何色でもOKです)
作り方 (5~12歳用)
step 1
細い方の端から33cmでカット
step 2
芯を内側1cmでカット
次に、山形に合わせてカットします
step 3
表地折ってアイロンを掛けます
step 4
折り返した部分をまつります
step 5
蛇腹に折ります
山型の部分がはみ出るように、3等分して折ります
step 6
太めの糸でしっかり留めます
これでリボン部分は完成です
step 7
次にベルト部分
残りのネクタイの一番細い箇所を42cmにカットし、芯を抜きます
step 8
ベルト通し幅に合わせて折り、糸でまつります
(手縫いに慣れていない方には少し面倒な作業です。
ミシンがあれば、中表に縫って表返す方法でもOK)
step 9
ベルト通しに通して、端を折り返してまつります
step 10
引っ掛ける金具を通してから、ベルト通しにくぐらせます
step 11
ゴムを三角の金具に通し、ベルトにしっかり縫い付けます
これでベルト部分は完成です
step 12
次はリボンの中心布です
ネクタイの細い箇所を8cmにカット
芯は半分にカットして、片方だけ使います
step 13
芯を入れて、1.5cm幅に折ります
ベルト部分に縫い付けます
向きに注意!ベルトの裏面に、中心布の表面を重ねます
step 14
リボンの裏側に合わせて、太めの糸でしっかり縫い付けます
step 15
中心布をリボンに一周させ、裏側できれいにまつります
これで完成です!
おまけ チーフの作り方
余った部分で、チーフも作っちゃいましょう
step 1
端から22cmでカットし、芯を抜きます
step 2
三角の端のあたりで折り返します
step 3
折山からアーチ型にざっくり縫います
step 4
糸をクシュッと引いて玉結び
これで完成です!簡単!!
まとめ
子どもの卒園式や入学式は、大切な記念日。数回しか出番のないフォーマルウェアも、きちんと揃えてあげたいですね。
洋服を手作りするのは、ハードルが高いですが、小物なら気軽に作れます。パパの不要なネクタイがあれば、蝶ネクタイにリメイクしてみてください。
思いを込めて手作りしたものは、記念日の記憶と共に、きっと素敵な思い出になりますよ。
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